金ホタル

天王八幡神社金蛍生息地

 別名ヒメボタルという、天王八幡神社の境内に発生する全国でも珍しいホタルが熊笹の中に棲息している。地上で活躍する季節は7月10日前後の10日間ぐらいで、日暮とともにいっせいに明滅しながら約1~2mぐらいの高さを飛び交い、暗黒の森の中に黄金の光をちりばめた蛍のショーは異様なまでに美しく、群飛する様子は、まるで光の毛氈である。この情景を見た者は皆、思わず感嘆の声をあげる。
体長は0.5~0.7cm程度で小さく、雌には後翅がなく飛べないため地表や笹の茎などにとまり弱い光を発している。本州の高地、四国、九州など山岳地帯の限られた場所にしか住まず、幼虫は淡水のマキ貝、カワニナなどを餌とする他のホタルと違って、陸生のマキ貝を食べて生きている。
毎年この時期になると全国から写真家が多く集まり、たった10日間程度、精一杯生きる蛍の素晴らしい野外劇場を息を凝らして撮影している。


 所在地:新見市哲多町蚊
種別:生物(ヒメボタル)
主な保護体制:県指定天然記念物 特定動物保護林(昭和34年3月27日)

「自然 学術」
・ヒメボタルの生態研究観察


金蛍

金蛍

生息地


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