無明谷

無明谷

 50mもの切り立った石灰岩の壁が、両側から覆いかぶさるように迫る無明谷。
周辺の樹木が鬱蒼と生い茂っているため、その名のとおり昼でも暗い渓谷では多くの陰生植物が生育している。
断崖には、イワシデやチョウジガマズミなどの群落が形成され、周辺一帯はコナガ・ナラガシワを主体とした落葉樹林も広がっている。
渓谷の川には、カジカやサワガニも見られ、カワセミ・カケス・ウグイスなどの野鳥の生息場所にもなっている。
特に、陰生植物の開花時期、梅雨時分の岩肌を流れる水、シダからしたたる水滴、石灰石が浸食されて作り出した洞穴、そこに流れる渓流、やっと車が通ることの出来る狭隘な渓谷は、「昼なお暗き無明谷」の形容のとおり、一人で居るのは淋しく、なんだか不気味な感さえ覚えるところだ。。
無明谷には、四季折々に独特の風情と魅力があふれ、年中ハイカーや写真家が全国から訪れている。
※鑑賞のみで採取厳禁


 所在地:哲多町矢戸・萩尾
種別:渓谷と陰性植物

「自然 学術」
・石灰岩の渓谷と陰性植物の研究


無明谷

 

セツブンソウ(花期:3月)

ユキワリイチゲ(花期:3月)


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